ロボット型ムービングライト
概要
部の名前が"エルチカ"であるからには、作品として何かLチカするものを作りたい!と思い作りました。
機能としてはDJブースのムービングライトのように、カラフルな光が様々な方向を照らすというものです。
展示会などの際にブースに置いて賑やかしにできればと思います。
外観
前回のトロンボーンロボットとコンセプトを統一し、いかにもロボットというようなデザインにしました。
ロボットの頭上に掲げた円筒形の回転ドラムに3個のパワーLEDを配置しています。
回転ドラムの駆動には多回転サーボ(FS90R)を使用します。
また、腰に通常のサーボモータ(SG-90)が入っています。
目はIC内蔵のフルカラーLED(NT名古屋2018で購入)となっています。
このLEDは光り方に個体差があり、常に色々な組み合わせのオッドアイになります(笑)
なお、元々は●タデーナイトフィーバーのポーズを取らせようと思っていたのですが、回転ドラムが大きくなりすぎて現在の形になりました。
片足を踏み出しているのはその名残りです。
構造
パワーLED周り
秋月のフルカラーパワーLED3個にレンズ・ホルダーを取り付けて使用します。
(このホルダーはフルカラーには本来対応していないので、MDFでアダプタを作りました)
これを同じ色同士それぞれ並列に接続しますが、回路を基板上で作成すると嵩張ってしまうため、各LEDの端子の先に抵抗をはんだ付けし、それをピンソケットに挿して統合する方式としました。
これを後述の4極イヤホンジャックに接続します。 ちなみにパワーLEDにははんだが非常に乗りにくく(しかも放熱板が熱くなる)、1個壊してしまいました。
接点
回転ドラムを無限回転できるようにするためには、ドラム側と本体側との間で接点を摺動させる必要があります。
最初は同心円状に配置したステンレス針金にリミットスイッチのレバーをシューとして接触させる方式(一種のスリップリング)を試作しましたが、接触不良によるちらつきが問題になっていました。
そんなとき、4極のイヤホンジャックがあることを知り使用することにしました。
(今回はR,G,B,GNDの4極が必要。初期の構想段階では4極があることを知らず、通常のステレオミニジャックは3極のため無理だと思っていました)
ドラム中心にジャック、本体の左手にプラグを取り付けています。
プラグの真直度が低いため(当然回転することは想定していませんからね…)、プラグ側の保持は緩くしています。
初期には回転を続けるうちに摩耗粉に起因すると思われる動作抵抗が問題となっていましたが、KURE 5-56 を吹いたりジャック側の接点を押し広げたりすることで解消しました。
動作
動作は AE-ATMEGA328-MINI にプログラミングしています。
詳細は動画参照
- 回転ドラムは回りっぱなし
- 腰は左右に振り続ける
- パワーLEDは一定時間ごとにR→G→B→RG→GB→BR→RGB→R→…と切り替わる
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